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3月議会レポート
まめバスの運転乱暴だ!

 交通不便地域の多い市内で、市民の足代わりとはいきませんが、今や必需品のまめバス。ところがこの1年間に市民から寄せられた意見115件のうち、半数を超える65件が苦情や抗議だったことが、コミュニティバス検討専門委員会の資料で判りました。

 ドアに挟まれるケガで、弁護士を立てて5ヶ月も協議した・運転中携帯を見ていた(3件)・信号無視を目撃・安全確認なしの急ブレーキ・そのため高齢者や子どもが転びそうになった・信号待ちで接触された・障がい者への乱暴な扱いなど、福祉バスという位置づけとはいえません。また言葉がきつく、睨みつけ、舌打ちをするようでは、接遇以前の問題です。これでは大きな事故がいつ起きてもおかしくない状況です。
 昨年の委員会でも「運転手の過重労働など、市は監督責任を果たして欲しい」と指摘され、茨城急行に運転手の特定を求めたり、市の直接指導を行ないました。しかしその後も多くの苦情があり、答弁でも「これでは改善されていない」と対応の甘さを認めました。

中井洋子のコメント
 今後運賃増収のために、運行ルートの変更を予定していますが、運賃収入の減に運転や接遇の問題があることは明らかです。当初予算を50万7千円オーバーした保険料は、茨城急行自動車全体の事故の多さを示していると指摘しました。市民の安全を守る立場から、業者の変更も視野に入れた改善策を示し、徹底した指導をはかるべきです。


軽度発達障がいの子どもたちに サポート教員の配置を!

 特別支援教育が学校教育法に位置づけられ、すべての小学校、中学校で、障がいのある児童生徒の支援をさらに充実していくことになって2年近く経ちました。しかし野田市では、保護者から「常勤のサポート教員がいないため配置してほしい」という声があがっています。

岡田 自閉傾向や多動傾向のある子どもの場合、週1回ひばり教育相談員の先生がサポートに入る場合もありますが、おもに学級担任が授業を中断しながら見ている状況で、子どもに応じた指導が不十分です。また、おとなしいタイプの子どもの場合、個別に声をかけることで理解できるのに、実際は見過ごされてしまいます。せめて各学校に常勤の「サポート教員」を配置して、早期に個々にあった指導を受けることで、将来の自立につながると考えますが、今後の対策を伺います。
学校教育部長 学級担任が校内体制の中で行っていくことが極めて重要です。
岡田 小学校の時には、週一回「ことばの教室」に通い個別の指導を受けることが出来ましたが、中学校に入ると「ことばの教室」がないうえに、「サポート教員」もつかず、学習の遅れ、自尊心の低下、いじめ、不登校の問題が出てきていますが、対応を伺います。
学校教育部長 中学校でもひばり教育相談員を派遣します。

岡田さわこのコメント
 現状の体制では、通常学級に通う軽度発達障がいの子どもは、充分な支援を受けられていません。流山市では、特別支援サポート教員と教科のサポート教員を各学校に配置しています。市独自の「サポート教員」の養成や「ことばの教室」の増設が必要です。





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