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2013年1月 3面
小室みえこ 12月議会レポート
生ごみの減量に新しいコンポストの導入を提案
小室 2011年8月より始まった「新清掃工場建設候補地選定審議会」では、当初から、ごみの減量について時間をかけて議論してきました。
 特に排出時のごみの中では厨芥類(台所ゴミ)が非常に多く 16・2%を占めます。水分を蒸発処理させるために多量の灯油等のエネルギーを消費していることになります。この厨芥ごみを減らす策としてバクテリアを活用した生ゴミ処理コンポストを提案します。

環境部長 これまでのコンポストの課題、問題点は、「うまく堆肥ができない、手間がかかる、機械式は購入コストが高い、音がうるさい、手入れが大変」などという声があがっています。
提案のコンポストは、廃棄物減量等推進に提案し、協議しました(私が、清掃計画課に11 月の下旬に提案)。ごみ減量実施施策検討委員会を設置し、検討を開始したところです。

小室みえこのコメント
 清掃工場の建設候補地を決めていく過程において、建設候補地近隣の住民にだけ負担をかけるわけにはいきません。市民全体でごみの減量を担い、燃やすごみを極力減らしていくためにもこのコンポストの普及は力を発揮するのではないかと期待しています。
 私も早速購入して取組み、その効果をこの通信で報告していきます。


                     〜提案のコンポストについて〜

 Q.これまでのコンポストと何が違うのか?
 A.これは堆肥を作ることが目的ではなくごみの減容化です。
 バクテリアによって生ごみがほとんど無くなってしまいます。

 Q.購入価格は?
 A.1万2千円位です。
   (これを野田市で助成の対象としてほしいと提案しました。)
   しかし、特許を取っていないので
 器用な方は自分で作れます。
   鎌倉市、逗子市では助成対象となり、葉山町では1000円位の負担で購入できます。

 Q.臭いは、気になりませんか?
 A.黒土に埋めてしまうので、臭いはほとんど気にならないということです。
   (これが、何より嬉しい!)

 Q.虫が湧いて困りませんか?
 A.これも土をかぶせてしまえば虫もわかないようです。

 Q.ランニングコストは、どの位ですか。
 A.電気も使わず、ランニングコストはかかりません。音もなく、故障もしません。



成年後見制度について

 保健福祉部長 市民後見人の必要性は理解していながらもまだ不確かな制度でトラブルがあった場合の責任の所在など不透明なため直ちに進めるということはありません。

小室みえこのコメント
 認知症高齢者の被害が多く報道されています。高齢化社会の課題は、地域で支えていく基盤づくりです。その担い手としての市民後見人の育成は、制度が出来上がってからでは遅すぎます。これほど消極的な姿勢は市民への信頼感を持てないことでしょうか?



中小企業円滑法期限迫る!!
          (中小企業などへの貸し渋り 貸し剥がし対策として成立した法律)
 千葉県内の中小企業の利用件数は82,000件にのぼります。今年3月に期限が切れることから倒産する企業が増えるのではないかと懸念されています。
相談窓口、中小企業融資制度の周知、商工会議所などと連携を図り対応してほしいと要望しました。







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