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No. 2012年2月 3面


市民ネットワーク 12月議会レポート

岡田 さわこ
渠数p材処理センター
市民の悲痛な訴えを聞いて!
             〜市民ネットワークに寄せられた市民の声〜

○柏廃材センターができてから体調不良、それからまばたきが日増しに激しくなり、三つの病院へ通院しても原因がつかめず困っている。

○夜、自転車で柏廃材センターのそばを通るが、セブンイレブンあたりから目がひりひりする時、柏廃材センターを見ると100%煙が出ている。

○何とも言えない悪臭に幼い孫たちが柏廃材センターの近くに住んでいるので心配です。早急に善処してください。

○住宅地の1キロ以内で操業させているのが許せない。設備投資もせず、公害の防止は不可能だ。即刻操業中止に追い込むように働きかけてほしい。

○2年前の夏頃から化学薬品のような臭いに時間外でも2、3回市に電話をしたことがある。特にすごい悪臭時には、夏でも窓を閉めていた。特に感じたのは金曜日に多い。

○窓を開けた時、臭いが気になる。小さい子どもがいるのでとても心配。止めてもらいたい。

○対象物に医療用廃棄物と書いてあり、感染症が心配。何を燃やしているのか不気味である。最近ぜんそくになってしまった。時々臭う。

○柏廃材センターができてから目が痛くなり、花粉かと思っていたが、一昨年、昨年の12月頃と今年も2回ぐらい目の周りや顔が変形するほど腫れて近所の人もびっくりしている。薬では治らない。柏廃材センターが原因だ。



県が野田市民の声を無視!
渠数p材処理センターに更新許可を下す
 12月20日に県は、野田市民の声を無視して更新許可を下してしまいました。このことに対して、「市民ネットワーク・のだ」「大気汚染から生命を守る会」「市民ネット・社民・無所属」は、12月26日、県庁前にて抗議のシュプレヒコールをし、県知事宛てに抗議文を提出しました。




公害等調整委員会の
弁護士費用等を市が負担
 渠数p材処理センター健康被害者の会に弁護士費用、裁定に関わる費用、調査費用の150万円を出すことが条例として、全会一致で決まりました。(臨時議会開催1/ 16)柏廃材処理センターの被害にあっている市民は、この被害者の会に入れますので、是非、環境保全課(野田市役所 рO4-7125-1111)まで問合せをして被害者の声をあげていきましょう。




保育所における
待機児童解消の対策を!
 
 野田市の待機児童は、78人です。(12月1日現在)そのうち、保育室の面積基準上、余裕がないため、待機となっている児童数は53人。保育士14人が確保できれば入所可能になる児童数は25人でした。臨時保育士の応募がなぜ少ないのかを分析して確保に努めることは必要です。しかし、それだけでは、保育の質において問題があり、正規職員の配置も施策にすべきです。また、認可外保育所に通う保護者に対しての助成を行うことも求められています。来年4月には民間保育所2園(定員合計が150人)が開設する予定で、待機児童の問題が解消されると市では言っています。ただ、待機児童解消をめざすだけでなく、野田市の保育が子どもの個性を尊重し、のびのびできるような環境にしていくことが大切で、保育士にとってもやりがいのある職場になると考えます。




  




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