市民ネットワーク 6月議会レポート

中井 洋子
並木の景色が変ってしまう!
〜川間のけやき・プラタナス通り〜

 川間駅南のけやき通りやプラタナス通りは、まちのシンボルとして親しまれてきました。しかし大きくなった枝が通り沿いの住宅にまで伸びたり、根が歩道や水道管などを壊す被害があり、市全体で見直していくということです。
中井 問題が出た樹木から順番に中低木に植え替える説明を自治会長にしたという事だが、市民に理解と協力を求めないのか?
市長 少し離れた住民は、問題を感じていないので必要ない。
中井 一度に植え替えないとすると、けやきの隣にハナミズキという景観になるのか?
市長 財政的な問題があるのでまとまっては、植え替えられない。
中井 選定や管理なども含めて市民と協力しながら進めないのか?
市長 落ち葉の問題などを実際に感じている沿道住民の問題解決が重要。市民は「緑のふるさと作り実行委員会」で樹木管理を手伝っている。

中井洋子のコメント
 街路樹の景観はまちの財産だという認識がありません。緑陰やヒートアイランド化の緩和などのメリットや、落ち葉問題のデメリットなども含めて、まちの景観をどのようにするのか、市民が話し合いや協力をしながら決めていくことが大切です。


イトーヨーカ堂跡地にスーパーはいつ来る?
 愛宕駅のヨーカ堂は建物を壊し始め、付近住民は新たなスーパーがいつできるのか期待している。ここは競売にかかってしまうと市の子会社である土地開発公社を使って、ヨーカ堂がくることが決まっているかのような勢いで買取ったところだ。
 3月の予算委員会で「2月中に返事をもらうはずだったが、まだ交渉中」という答えだった。
 そして今回は商業地7900uを3億3千万円で取得済み、スーパー用地に隣接した土地はヨーカ堂の土地なので第一候補はヨーカ堂、他はすべて断っているという答弁だった。
↑ホント? ほかに来るところがあるの?
<  また返事が遅れている理由について市長は「相手側も一度建物を建てれば暫くはそこで営業を行っていくので、企業として計算しながらやっている、地元商業者もテナントとして安く入りたいと協議中だ。慎重に構えながら詰めを行っているという事だ」と答えた。
 ヨーカ堂は30店舗閉店で経営に行き詰っていると、9月に大きく新聞報道があったばかり。そして現在市内には大型スーパーが点在している。建物の解体終了は9月だが、難航していることが、今回の市長答弁からもわかった。駅前広場や20mの大きな道路が完成しなければ、ヨーカ堂は来ないのではないか。


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