野田市議会議員 おち邦子からバトンタッチ | |
この12年間、既成政党ではない生活者の感覚と市民の目線で行政をみつめ提案してきました。学校の体罰問題や福祉の遅れに発言を続け、車いすでも歩ける道路のバリアーフリー、舟券売場建設計画の阻止、清掃工場の事故の究明やダイオキシン問題、またコミュニティバス「まめバス」 、入札改革や財政問題など多くの人たちとともに取り組み実現してきました。が、まだ課題は沢山あります。 5月28日に行われる市議会議員選挙にあたって、代理人の役割を岡田さわこさんにバトンタッチします。市民ネットワークは3期で新人に交代するルールをすすめ、議会に新しい風を吹かせていきます。 岡田さわこさんは野田に引っ越してきて10年、子育てをしながらPTAや市民活動など精力的に行動してきました。本格的な少子高齢社会の今、保育士の経験や子育てを担ってきた女性の感性を生かし、岡田さわこさんはたしかな人権感覚としなやかな心で野田市を変えられると自信を持って推薦します。 (おち邦子)
|
岡田さわこの決意 | |
また、学校でアジアへの侵略戦争を美化する教科書を使おうとする動きがありましたが、子どもたちが間違った歴史を学ぶようなことがないように大勢の仲間と署名活動をしました。ちょうどその時、韓国で開かれた『アジアの平和をめざす国際シンポジウム』に参加し、現地の人たちと率直な意見を交換することができました。 ここ数年、百一歳の祖母は、デイサービスを利用していますが、入浴サービスを受けている時、「ほんとうに生きた心地がするね。 」と気持ちよさそうです。介護している母は、「ケアマネージャーさんが型通りの紙切れ一枚の対応じゃないからとっても助かるわ。 」と信頼を寄せています。介護を家族だけで抱えるのではなく、気持ちにゆとりがもてるようにも、必要な人が福祉サービスを充分に利用できることが大切だと考えます。 野田市に引っ越して10年。夫の転勤などで、松戸、我孫子、船橋などに住んだこともありますが、ゴミ袋に名前を書くのは初めてでした。取り残しをされたり、袋を開封して葉書を取り出されたり、市民を信頼してないと感じます。記名制に違和感をもっている人たちと『ゴミ問題とプライバシーを考える会』を立ち上げて、行政に記名制をなくすよう働きかけました。今は、個人情報保護法も生活に根付いてきましたし、もう分別も定着しているのでやめてもいいのではと思っています。 まわりを見渡すと、充分な話し合いがないままに慣例をひきずったり、○×式に事が決められてしまっていると感じます。少数の意見であってもそこに良いものがあれば取り入れていく姿勢がほしいです。そういう社会になるように取り組み、議会で発言していきます。 |
岡田さわこのプロフィール |
1963年 東京都世田谷区に生まれる 1984年 千葉県保育専門学院を卒業 鎌ヶ谷市立栗野保育園に3年間勤務 1996年 野田市に転居 2000年 「ゴミ問題とプライバシーを考える会」を結成し活動 歴史教科書問題に取り組み署名活動や学習会の開催 2005年 韓国での「アジアと平和歴史教育国際シンポジウム」に参加(6月、11月) 現 在 市民ネットワーク・のだ 事務局長 趣 味 短歌 家 族 夫・息子(18歳)娘(16歳) |
おち邦子の議会レポート 税金の無駄遣いあれこれ |
やっぱりヘンだ! 公共事業の入札
〜改革が必要〜 橋梁談合など公共事業の談合があいつぎ官民癒着の体質が根深くある一方、談合をしにくくする入札改革に取り組む市も増えている。談合の目安となるのは落札率の高さといわれているが、野田市の場合県下でかなり高いと新聞でも報道された。 おち 04年度の市の公共事業で、落札率100%(市の予定価格と業者の落札価格が同一)だったものが、92件中20件と県内で一番多かった。その上、99%以上も23件もあり高止まりの落札件数がなぜこんなに多いのか?また鎌ヶ谷、流山、柏、佐倉市などと比べて、10%以上も平均落札率が高く異常ではないか? 総務部長 2回入札しても落札出来ず、不落随意契約となっているためだ。 おち 不落随契つまり、市の予定価格より業者の提示価格が高く落札できなかった場合は、随意契約することになる。しかし、不落随契が全体の3割もあること自体問題だ。業者の価格つり上げの結果ではないか。健全な競争性が働いていないのでは? 総務部長 競争性が働いてないというのは無理がある。 ↑ 苦しい答弁だ おち 野田市では指名競争入札だけに頑なに固執しているから、高止まりの落札率となり、税金のムダ使いとなっている。せめて近隣市並になれば、2億円近く節約できる。現行は、特定業者への優遇策となっている。公平、公正、透明性を高める改革が必要だ。 1150万円かかった裁判費用 三堀自治会から提訴されていた「不燃物処理施設稼働停止裁判」は、市の長年にわたる不誠実な対応が引き起こしたものだった。私を含めた議会からも再々指摘していたが、結局、市が謝罪し、和解金を支払うという実質市の敗訴であった。 これら数年にわたる裁判費用は・弁護士費用210万円・職員の人件費169万円・和解金(施設を5年延長使用する費用として760万円)・雑費10万円で市の支出は合計1150万円にのぼった。しなくても済んだ裁判に税金を使うのは市民へのツケをまわしだ。市長をはじめ行政は何らこの結末に責任をとらず、懲りない面々である。 必要性のうすい大型道路に13億円も! 山崎吉春線の延長という名目で船形吉春線が計画された。この道路は山吉線が16号線の船形地先に接続している地点からさらに、吉春方面へ新たに16メートル巾の道路をつくるというもの。生活道路はすでにあるのだから、通行料もほとんどない地域にいかがなものか。USSからの寄付を予定していたが目算が狂った今、財政厳しい中で着手するのは納得できない。 |