やっぱり!! (有)柏廃材処理センターが健康被害の原因だった! |
〜県の健康被害調査より〜
昨年8月に県は、(有)柏廃材処理センターから2km離れた地域まで健康被害調査を行いました。回収人数は2879名でした。県が正式に依頼した岡山大学の津田教授は「鼻症状、眼症状の粘膜刺激症状だけでなく、だるさなどの全身症状も500m以内のところで多く見られたのと同時に、同センターが操業を始めた3年以内に多く見られた。これらの結果から同センターが健康被害を出していることが明らかである」と、分析結果報告を出しました。(詳しい内容は4面をご覧ください) |
子どもたちを放射能から守りたい | ||||||||||||||||||||||||
野田市独自基準に欠けているものは?
文部科学省が発表した放射線量の数値は「外部被曝だけか、ほとんど内部被曝を計算していない数値である。基準値(1年で1mSV)を考える時は、外部被曝+内部被曝にする必要があった」と専門家の指摘がありました。野田市の放射線量の算定式には内部被曝(部活動や外で運動した時に土ほこりが口から入って肺に吸い込まれる、飲料水や食品から入るなど)や学校、保育所以外での子どもたちの生活している時間の外部被曝が入っていません。 放射線量の高い砂場などには立ち入らないようにしていますが、それだけでは不十分です。砂場や園庭・校庭、公園の放射性物質が積もった表土を除去すること、学校給食を含めて食品の放射線量をきめ細やかに測定することを野田市に対して要望していきます。 また、子どもたちを放射能汚染から守るためには、正しい知識を持って誤った情報に流されないようにしなくてはなりません。そのためにも、専門家を招いて学習会を開いていきます。 (岡田さわこ)
野田市基準は、保育所や学校内だけの1ミリシーベルト
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幅広い市民意見の反映が課題 |
新清掃工場建設候補地選定審議会
文部科学省が発表した放射線量の数値は「外部被曝だけか、ほとんど内部被曝を計算していない数値である。基準値(1年で1mSV)を考える時は、外部被曝+内部被曝にする必要があった」と専門家の指摘がありました。野田市の放射線量の算定式には内部被曝(部活動や外で運動した時に土ほこりが口から入って肺に吸い込まれる、飲料水や食品から入るなど)や学校、保育所以外での子どもたちの生活している時間の外部被曝が入っていません。 放射線量の高い砂場などには立ち入らないようにしていますが、それだけでは不十分です。砂場や園庭・校庭、公園の放射性物質が積もった表土を除去すること、学校給食を含めて食品の放射線量をきめ細やかに測定することを野田市に対して要望していきます。 また、子どもたちを放射能汚染から守るためには、正しい知識を持って誤った情報に流されないようにしなくてはなりません。そのためにも、専門家を招いて学習会を開いていきます。 (小室みえこ)
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