関宿クリーンセンターの 稼働停止真近 新清掃工場建設に向けて |
9月議会の一般会計補正予算に、関宿クリーンセンターが来年2014年7月に稼働停止(実際には3月までの搬入)することに伴う関宿地域一般廃棄物処理の委託料(2018年度まで)として13億円が計上されました。 同クリーンセンターは、稼働協定期限が切れた後、住民訴訟にまで至った経緯があります。これは三ツ堀の不燃物処理施設の協定違反に続く訴訟でした。 この稼働停止は、わかっていたことであり、計画的な新清掃工場建設に着手すべきでした。 ところが、まだ失策は続きました。 上中里のトステム工場の跡地に新清掃工場を建設するという計画をもって地元に入りましたが、当然、地元からの反対が沸き起こり、対応のまずさが更に市民の不信感を増す結果となりました。 私も一般質問でも取り上げ、白紙撤回を求めた経緯があります。 その後、ようやく市民公募12 人を含めた(千31人)「新清掃工場建設候補地選定審議会」を設置し、当初の予定をはるかに越える審議会開催回数を経て今年8月12日に第一回答申が出されました。 新清掃工場は環境への影響を考慮し、ごみ減量を課題としたコンパクトな焼却炉を想定しています。そのためには、ごみの減量は必須の課題です。2021年までに、30%の削減を目指していますが、かなりハードルの高い目標です。 ごみの問題は生活に密着しており、市民との協力が欠かせません。これまでの姿勢を顧みて、行政が上から目線ではなく市民と同じ目線で取り組むことが必要です。(小室みえこ) こんな行政がいいな
この夏、夫の実家の片づけを手伝った。 長年ため込んだガラクタを東京多摩地区の清掃工場に持ち込んだ時に感じたこと。 入り口で住所を伝え、車ごと台貫に乗る。そして、雑多なゴミを車から下す時の係の人とのやり取り。木でできたラックにビデオテープがごっそり入っていた。 「これは木だからもえるゴミ、中身と分けてくれるといいよね。」 「はい」 素直に納得した。これが野田だったらどうだろう 「ダメダメ、ちゃんと分別してこなくちゃ!」 こんなふうに言われるんじゃないかな。と想像して、ゴミの分別を市民と一緒に同じ方向を向いてやっていく姿勢がちがうな!とその時感じた。 その後3回くらいその市の清掃工場にゴミを持ち込んだ。 何か感じがいいよねと話したら、運転していた夫も同じ思いだった。 そんな町に住みたいと思った。 (岩名T) 秘密保護法の行方 手放してはならない「知る権利」 臨時国会での成立に向けて特定秘密保護法案が提出される見通しとなった。 この法案が成立すれば国民の知る権利が大きく損なわれることが懸念される。 既にわが国には国家・地方公務員法、改正自衛隊法、日米相互防衛援助協定があり、この法案についてのパブリックコメントでは8割が反対しているにも係わらず、何故急いで決めなければならないのか。 特定秘密とは、防衛、外交、スパイ活動防止、テロ活動防止の四分野に関わるものを指定できるという。何より気になるのが、四分野の行政機関の長が特定機密を指定できるということ。 全くの国会軽視である。国会軽視は、国民軽視に他ならない。 戦前・戦中の軍機保護法は戦争批判を封じこめるため、政府が国民を管理・統制し情報も出されず言論の自由を奪っていった。あの時代、市民は委縮しモノが言えなかった。息の詰まる社会ではなく生命が輝くことのできる社会に向けて知恵を出し合いたい。 その時の雰囲気に何となく飲み込まれてしまわず、目には見えないものに対してしっかりと目を見開いていたいと思う。 *今すぐ地元の国会議員にFAXで 「秘密保護法に反対して!」の声を届けよう 齊藤 健 03 3508 3221 生方幸夫 047 330 2501 長浜博行 03 6550 0606 |