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来年6月は野田市長選挙
市長の多選は問題だ!    根本市長 6期目(24年間)はなしでしょ?

 野田市議会では、議員の過半数以上が市長派を占めており、市長提案の議案は100パーセント通ってしまっている。市民ネットワークでは、市民の立場から反対する議案も数多くあるのが現状である。本来は、市政をより良くするために、市民意見を聞き、課題の分析調査をして、議員提案をしていきたいところだ。
 現在、議会改革をすすめようとしている野田市議会では、先進地の視察をした。その中で所沢市議会では、市民意見を議会審議に反映させ、市長提案の議案に修正や否決を含めて、会派を超えて充分に議論を尽くす「しくみ」をつくっていた。また、流山市議会でも、@議会報告会(この報告会の問題点は、会派の賛否を議員から報告出来ないことにある。つまり、自分の所属する会派が、ある議案に反対しても、議会で可決した議案については反対した理由を報告できない)A請願・陳述者の意見陳述B議員間の自由討議(委員会)は行われている。
 また、10月13日には、議会改革を研究、執筆し、全国各地で講演会を開いている法政大学の廣瀬克哉教授を招き、野田市議会として勉強会を行った。廣瀬さんは、議会基本条例の普及の中で、実行性のともなわない基本条例もあるという。野田市議会においても市民にわかりやすい議会となり、市民が議会に参加出来る条例を実現していきたいと考える。廣瀬さんに市長の多選について質問すると「アメリカ大統領選挙は、二期としている。二期目の後半から市長としての勢いが落ちてくるのではないか。長くても4期が限界ではないか。職員自体も市長の任期が終わるのを待ってしまいがちになる。」との回答だった。まさに、5期(20年)にわたる根本市政の中で、職員は市長の顔色を伺い、能力を発揮出来ず、議会とも慣れ合いになっている野田市への提言と言えるのではないか。市民の団結力で、今期で5期目の根本市長の独裁政治はやめさせて、新しい市長を誕生させなければならないと切実に願う市民も多い。

                 12月議会を傍聴しよう!    
期  日   会議開予定時刻  会議予定   主な会議内容
  11月30日(水)  午後1時  本会議(開会)  会期の決定、議案上程、市政一般報告
  12月7日(水)  午後1時  本会議   議案質疑、委員会付託
     8日(木)  午前10時  本会議  一般質問
     9日(金)    〃    〃    〃
    12日(月)    〃    〃    〃
     13日(火)  未定  常任委員会  議案の審査
    14日(水)    〃    〃    〃
    19日(月)   午前10時   本会議(閉会)  委員会報告、質疑、討論、採決

   市民ネットワーク・のだ 一般質問日程
      ○12月8日(木)午後15時頃〜 岡田さわこ

            1.(有)柏廃材処理センター公害問題について
            2.キッコーマン二工場跡地購入問題について
            3.野田市土地開発公社の問題について
            4.保育所における待機児童解消の対策について

      ○12月12日(月)午前10時〜 小室みえこ
            1.歩道の切り下げ変更に伴う転倒事故について
            2.野焼きによる被害とその対策
                            *** お忙しいこととは存じますが、どうぞ傍聴へ足をお運びください。 ***


 臨時議会が開かれました (11/8)
 「中央小学校の体育館の屋根架け替え、耐震補強、大規模改造工事に2億3835万円」と「南部地区の除染費用1億円」が計上されました。除染の対象は小学校(二ッ塚、福田一、福田二)、福田中学校、福田保育所、学童保育所(三ヶ尾、二ッ塚)、福田・南部地区の32公園、スポーツ広場、福田公民館の芝生広場などです。除染には、安全性を第一に子どもたちのいない日に実施することと、不特定の人が利用する公園には、すべてに看板で周知することを要望して賛成としました。



 行政視察報告  (文教福祉委員会)    10月19〜21日
 尼崎市では、子どもの育ち支援条例が平成21年12月に制定されました。この条例は、「すべての子どもが健やかに育つ社会の実現に寄与することを目的とするとし、子どもの人権を尊重することを基本として子どもの育ちを地域社会で支え、すべての子どもが健やかに育つ社会」をめざしています。
        【この条例の理念のもとに次の事業に取り組んでいます】
○ 子ども家庭相談支援体制整備事業(スクールソーシャルワーク)
 児童虐待については、早期発見、重篤化防止の視点から初期段階による対応が求められており、また不登校、いじめ、非行など主に教育分野で対応している問題には、その背景に家庭環境の生活に起因する要因が少なくない事から、教育分野だけで対応するには限界があることから福祉事務所を中心とした態勢を強化しています。
○ 地域社会の子育て機能向上支援事業(子育てコミュニティソーシャルワーク)
 子育てに不安や負担を感じる家庭が増え、家庭の子育てを支える地域の力も弱くなっている傾向があります。保護者、地域住民、事業者等がつながりを深めていくために「子育てコミュニティワーカー」を配置し関係機関等と連携して支援します。

 子どもの虐待、いじめ、不登校はあとを絶ちません。子どもは宝と言いながら、「子どものくせに」「子どもの分際で!」「たかが子どもの話」など、子どもに対する人権意識はまだまだ十分とは言えません。
尼崎市で「子どもの育ち支援条例」が策定された背景を質問したところ、市長の選挙公約でした。虐待は
西高東低と言われますが、人権感覚に優れたトップはこのような条例にも力が入るという例ではないでしょうか。野田市においては、子どもの人権に関わる条例化は、まだまだ先の話かもしれません。市民ネットワークとしては、学校現場におけるスクールソーシャルワーカーの配置を要望しています。



次期総合計画策定
 分野別検討組織のメンバー募集


  * 6つの分野が総合計画審議会で決定されました。
    各分野の名前に負けないまちづくりに市民の皆さんの声を反映させましょう。

    ○豊かな心と個性を育む都市(例:教育、生涯学習など)
    ○活力とにぎわいに満ちた都市(例:商業、公共交通など)
    ○安全で利便性の高い快適な都市(例:防犯、防災、道路など)
    ○自然環境と調和するうるおいのある都市(例:自然・環境、農業、廃棄物リサイクルなど)
    ○市民がふれあい協働する都市(例:コミュニティ、情報化など)
    ○生き生きと健やかに暮らせる都市(例:福祉(障がい者、高齢者、児童)、健康など)

  ・募集人数:各分野20名×6分野で120名を公募
  ・選考方法:申込書による選考
  ・締め切り:11月30日(木)
  ・問い合わせ:野田市役所 企画調整課 7125-1111