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市民の声を聞くべきだ!
べらぼうに高い(年間2万4千円)
自転車駐車場料金の値下げを!

 梅郷駅自転車駐車場が21年度に完成予定だ。梅郷駅利用者から「これまで無料だったが、新しく整備されると使用料金が現在の川間駅や野田市駅と同じ、月2千円になるのでは高すぎる」、川間駅や野田市駅利用者からも同様に「値下げをしてほしい」との声が多く聞かれる。利用者がある程度負担するのはやむを得ないが、野田市の年間2万4千円(月2千円)の自転車駐車場料金は、近隣市の料金平均値と比べてべらぼうに高いと言える。
 隣の流山市では、年間3千円のところを、来年度から平均5280円(月440円)に値上げするが、その前提として4年前に利用者アンケートを行い、今回パブリックコメント(意見の募集)で市民から意見を聞いている。しかし根本市長の今議会の答弁は、「使用料等についてのパブリックコメントは、対象外としている。アンケート調査も市民の大多数の意見は反対になることから実施しない」と断言した。交通不便地域に住む野田市民にとっては、朝の通勤通学時の自転車は必要不可欠だ。
 年額(円)月額(円)
野田市24,000円2,000円
松戸市13,500円1,125円
柏市7,200円600円
我孫子市6,720円560円
流山市3,000円250円
 ガソリンの値上がりで自動車通勤をやめて自転車通勤に変えた人も増えているが、車利用が少なくなることは、排気ガスも減って地域環境の質的向上にもつながるのではないか。自転車利用を促進するためにも、市民意見を聞かずに、過度な負担を強いる使用料金の設定には断固反対だ。
 皆様のご意見ご要望をお寄せください。野田市に働きかけていきます。
9月の議会傍聴にお出かけください!

《日程》
9月  5日  市長の市政一般報告
   11日  議案質疑
   12日  一般質問 
   16日  〃
   17日  〃
   22日  常任委員会
   24日  〃   
   25日  〃   
   30日  討論採決

*インターネットでライブ中継・録画中継が見られます。
霊波之光の行事で交通渋滞
まめバスが初の欠便

 6月8日に宗教法人霊波之光の行事で流山街道などでは予想を超えた渋滞が起きた。「まめバスが来なかった」「緊急車両が通れるのか不安だ」と市民から苦情があった。今後野田市としてどのような対策をするのか質問すると「緊急車両の遅れは今回なかった。宗教法人に今後こういうことが起きないように警察から指導している。市も混雑が起きないよう申し入れをした」と答弁した。これからも行事は開催されるのだから市として具体的な対策を考えるべきだ。
連続立体交差事業説明会場で
地権者が計画見直しを言及!

 7月25・27日の説明会には、それぞれ120人程の市民が集まり、野田線の複線の見通しや立体交差事業の必要性、県の財政問題にまで質問が及んだ。
 その中で「野田市駅前は地権者の同意が得られていないと聞いているが、このままで計画が進められるのか」という意見があった。当局が「理解を求めていくので問題ない」と答えたその時、会場の一角から「私がその地権者ですが、駅前がこのままでよいとは思っていないが、こんな大掛かりな事業にする必要がないと思い、市に見直しの提案をした。回答を待っていたが、ここで伺いたい」と強い口調で発言があった。
 残念なことに市長が出席していないため、答えにならない答弁で市はお茶を濁したが、市の中心である愛着のある駅前を画一的なものにしたくないという想いには同感できる。そして今年度の事業がすすめられず、補助金を国に返しているのが現状だ。
 野田市駅前はこれまでも地権者との話し合いがこじれた過去があるが、まずは市民との合意を確認しながらすすめるべきだろう。そして連立事業だけで350億円(市負担55億)ということだが、市は都市計画道路などを含んだ一体的事業全体の負担はわからないと答え、会場から驚きの声がでていた。ここにも市民への情報の公開と合意形成をないがしろにしている市の姿勢が見える。東武からも複線の予定はまったくないと答弁され、説得力がない説明会だった。
江川地区 カドミウム汚染の不安

 市は江川地区に農業生産法人でブランド米を作ると試行錯誤している。しかしこの地域は30年前に清掃工場から垂流されたカドミウムで農地に大きな被害を受けている。その後市は、汚染土壌を排出して入れ替えることなく「建設残土で埋めたて、ゲートボール場とした」のだ。そのため地域では安全性に対して不安が拭いきれていない。
 ブランド米エリア地区の米のカドミウムの数値は、0.11mgと0.07mg。農林水産省が全国3万7千地点で調査した平均値0.06mgを超えている。市は流通に問題のない1mg以下だと強調しているが、無農薬、有機農法にこだわり学校給食に使っていくならば、カドミウム量も全国平均値並みにして、子供の食の安全性に配慮するべきではないか。
北部小学校プレハブ3棟増設か?

 今年度もパレットコートの住宅開発で児童生徒数が293人(11クラス)と増えた北部小学校では、18年度に図工室、19年度理科室を改修して普通教室2クラスをつくり、順次家庭科室、音楽室から普通教室を生み出しプレハブ校舎としていくが、平成25年のピークには620〜30人、20クラスになると普通教室もプレハブ校舎になる恐れもある。予定では3棟のプレハブ校舎が建つことになり、運動場が大変狭くなり運動や学習にも支障をきたす。そのため学区の距離に違いがない清水台小学校や岩木小学校も許容学区としたが、通学路に人家がないところが多く、地元説明会では通学路の整備やスクールバスの必要性も出ていた。また学童保育所の移転や北部小の特認校の特色が守れるのかという意見、また中学校区がそのままだと友達が困るなど心配の声もあり、やみくもに開発をすすめた市の弊害が子どもたちに及びそうだ。
市民ネットワーク通信 8月号休刊のお知らせ

 6月22日の市長選挙のため 6月定例議会の日時が1ヶ月遅れ、9月定例会まで1ヶ月しかありませんでした。そのため、8月号を休刊いたします。
 次回11月号の紙面を増やし 合併号として発行いたします。