市民の声は
エーッ市長の5選目は長すぎる!
今年は市長選挙の年。市民の盛り上がりは今ひとつだが、無関心というわけではない。現職の5期目の立候補宣言には"長すぎるのでは"という反応が多い。
地方自治体の首長(知事・市長)は独裁者に類似する巨大な権限を持つことから、多選は民主主義の本質に反する恐れがあるとして、全国で多選制限が行われている。総務省では昨年この問題の調査研究を行っていたが「多選制限は憲法に抵触しない」との見解を出した。長期にわたる市政はマンネリズムに陥り、職員の士気が沈滞して清新な市政が期待し難くなり、市長と議会の間に一種のなれ合いが生じる。首長の追認機関になってしまっていれば、市政についての正常なチェック、監視、バランスが保たれなくなることは、野田市でも例外ではない。しかし選挙では継続的な権力集中の結果として現職が有利になり、挑戦者は事実上のハンディを背負って戦うことになる。これでは有権者の自由な判断権が阻害される。また多選が進むにつれて投票率が極端に低下するのは、前回の市長選挙(32%)で実証済みだ。
前我孫子市長・福嶋浩彦さんは「市長は一人で大きな権限を持ち、その方針や個性によってまちづくりに大きな影響を与える。バランスのとれた市の発展のためには長い期間同じ人間が市長職に就くべきではない」と、3期12年で自ら辞められた。4期16年の根本市長にもこのような民主主義の健全なあり方を考えてもらいたいものだ。
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3月議会です、傍聴しましょう!
《日程》
2月 29日(金) 13時〜市長の市政一般報告
3月 7日(金) 13時〜 議案質疑
10日(月) 10時〜
11日(火) 〃 一般質問
12日(水) 〃
13日(木) 〃 常任委員会
14日(金) 〃
17日(月) 〃
18日(火) 〃 予算審査委員会
19日(水) 〃
25日(火) 13時〜 討論採決
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