総合計画地区別懇談会 各地区で真剣な意見がでたが・・・
4月から各地区で行われた懇談会では、会場から市民の身近な問題や野田市の今後について、様々な意見が出された。その中では素案のわかりにくさや実効性の不透明さなどと共に、計画についての実施時期や財政計画が示されていないという疑問の声が上がっていた。大きな公共事業も目白押しの計画だが、野田市は今までの長期的な債務残高(借金)も市民に示してはいない。国も借金の利払いまで含めた長期間の財政収支計画をたてる動きがある。財政計画と合わせた市の将来を、市民に示すべきだ。
★会場の意見から (複数同意見あり)
- 前半計画の進捗状況や達成率、財政支出の状況がまるでわからない。根本市長になってから財政の裏づけがない。わかりにくい、市長が職員に訓示しているようなもの。
- 委員会の委員の公募はしないのか、同じ人が委員をしていて市民参加が限られている。
- 次期清掃工場についての計画がない。また24時間運転については、地元との協定書にも書かれていない内容だ。現在の老朽化している工場の現状をまるで把握していない。カドミウムで汚染された土地のコメをブランド米として、学校給食に使うなど考えられない事だ。
- みずきの街の住宅地に巨大物流センターを建てるのは反対。
- 情報公開を市民にもっと啓発すべき・場所がわかりにくいので改善を・情報公開HPの改善。
- 消防施設の老朽化や川間公民館のトイレ改善など。
- ハザードマップについてパブリックコメントが実施されていない。関宿地区は高低差がなく、水害時に逃げ場がない。
- 中里地区と日の出町の下水道計画が入っていない。
- 市報について(紙面づくりの工夫・市民に届かない現状があるので改善して欲しい)
- 議会棟3階の行政図書の貸し出しを市民も出来ることが知られていない。理科大との図書の連携がとれるようにして欲しい。
- イトーヨーカ堂出店後の仲町地区について、どうなっていくのか見えてこないが。
- 川間駅周辺の3kmの街路樹は、植え方や選定方法をどうするのか。
- 連続立体事業は複線化になっている流山でさえ、不便である。
- 人口計画については、今後変わらないのではないか。
- その他 道路行政や、街のみどりのあり方、議員報酬について、ホームレス対応についてなど。
そのほかにも多数貴重な意見が出されていたが、今後これらの意見は7月開催予定の検討委員会に諮られるということだ。皆さんの意見がどのように総合計画に反映されるのか、ぜひ検討委員会も傍聴しましょう。(日時については市報か市のホームページで確認してください) |