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6月議会が始まります!

6月 7日(火) 午後1時〜 市長の市政一般報告
  15日(水) 午後1時〜 議案質疑
  16日(木)17日(金)午前10時〜  
  20日(月)21日(火)    一般質問
  22日(木)23日(金)    常任委員会
  24日(水) 午後1時〜 討論・採決

おち邦子の一般質問予定です。
・談合をなくする入札改革について
・10月実施の国勢調査でプライバシーを守る手だては?
・DV被害者に対する市の対応に問題はないか?
・介護保険の改正にあたって市の積極的取り組みはあるか?
6月市議会開会できず  飯塚武議長 議会を私物化!

 6月7日は6月定例議会の初日の筈だったが、過半数以上の議員が飯塚武議長の開会招集に応じず議会は流会となった。
 飯塚武議長は、昨年12月議会で「日本人じゃないのはだまってろ」と暴言を吐いたため、おち邦子議員が懲罰動議を出し全議員賛成のもと懲罰を受けた経歴がある。議長としてふさわしくないと辞任を求める声があがっていたが在職し続け、在任1年立った今議会でも辞職する意向を示さなかったので与野党5会派(市民ネットも含む)の議員が議長の開会に応じなかったのである。私たち野党会派は議長の辞任を求めるが、議会を正常に開くことが大事と飯塚議長と話し合いを持ったが、「ノーコメント」と頑なな態度を示し解決の糸口すら得られなかった。
 議長のポストにしがみつく愚行に振り回されず議会を正常化するには、議長を不信任するしかない。それには市長がもう一度議会を招集しなおし、全議員が出席したうえで不信任案を可決するという道筋をとらなければならない。が、市長は「議会が正常化するまで招集しない」と言いきり、与党は議長不信任をせずに水面下で動こうとし先行きみえずだ。6月議会は、税制改正の影響による非課税世帯の廃止、消防ポンプや学校のコンピュターの購入などの議案を審議する予定であった。
 私たち市民ネットは、6月議会を流会にしたまま審議や質問すべき議会の責任を自ら放棄したくないが・・・。このままでは議会不要論が出されても致し方ない状況である。市民常識とかけ離れている議会の動きに、市民の皆さまの叱声を!

ホントに必要なの??東武野田線の高架化

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●鉄道高架とは?
 現在の単線のレールを上にあげ高架にするので、複線化になることはない。清水公園駅の南から第二中学校の通りまでの間2,9キロ。愛宕駅と野田市駅の踏切の渋滞を解消するというのが主な理由である。

 東京や大都市では、まちの中を鉄道が何本も通り電車も間をおかず走っているため、「開かずの踏切」と言うくらい踏切は40分以上遮断機がおり続け、車の渋滞は1キロにも及ぶという大変な状況を解消するのに、鉄道を高架や地下にする方法が採られている。 莫大な費用がかかりその殆どは、税負担であるが地域の交通事情などによっては必要性はあると思う。しかし、野田市の場合、巨額の費用を使ってする必要があるのか疑問だ。以下、都市計画審議会での審議より
おち:愛宕、野田市駅の踏切の遮断時間と渋滞距離は?最近、渋滞は緩和されているようだが、実態調査はしているのか?
市:渋滞しているようだ。 ←────根拠を示して
Q:高架化は10年後というが、10年後の交通量は減っているのではないか?
市:確かに10年後の交通量は減っている。
Q:高架の事業費を市は220億円と言うが、県は290億円と発表している。市の負担は33億円から44億円と大きく食い違うが?
市:まだ、詳細設計をしていないので大体だ。
Q:高架の他に、大型道路の整備や区画整理事業など、莫大な事業費がかかるのではないか?
市:50億〜100億円。  ←────エッーそんなアバウト
 とてつもなく費用がかかるのは分かった。市民に財政負担も説明せずイメージだけを掻きたて進めようとしている。中井洋子議員が6月議会で質問予定。


選んじゃいけない「つくる会」教科書
〜 戦争賛美の教科書で授業をすれば・・・

 今年8月までに、全国一斉に来年度から中学校で使用する教科書の採択が行なわれる。
 今回もまた「新しい歴史教科書をつくる会」(扶桑社)編集の「歴史と公民」の教科書を学校で使わせようと攻勢をかけている。この教科書では、国民は天皇と国家に奉仕する者と教え、太平洋戦争を「大東亜戦争」と称し、アジア開放の戦争であったと賛美している。この教科書を各地で使用させ、教育基本法を変え、憲法改正に持っていく動きが進んでいる。
 5月29日、この「つくる会」教科書を使って授業をすれば、歪んだ歴史観がいかに効果的に子どもたちに植えつけられるか、実体験する模擬授業があった。会場周辺に右翼の街宣車が押し寄せ警備は物々しかったが、45名ほどでの授業は驚きや笑いで熱気に溢れた。
 講師(元中学校社会科教師)から問題点として
1.中国や朝鮮のことがほとんど出てこない
2.戦争時の普通の人々のことは書かず、軍部や国家の考えしか書かない
3.正義の戦争だったことを強調するための都合のよい人物ばかりを登場させている。例えば中国では孫文や毛沢東、周恩来は出さない、インドでは非戦主義のガンジーやネールには触れてないなど。
 また、見出しは「大東亜会議とアジア諸国」「アジアに広がる独立の希望」など他の教科書にはない記述が多い。
 全体として戦争に「行け行けどんどん・・」の印象を持つ内容であった。
 「教科書ネット21・野田」では多くの市民の署名を集め、このような教科書を採択しないよう6月末に教育委員会へ要請していきます。皆さんのご賛同をいただきたいと思います。
「つくる会教科書」使わないで!署名・連絡先
市民ネットワーク・のだ 7123−6981
署名用紙はこちらからダウンロードできます。

(田口いく子・記)

国勢調査 どう守る?プライバシー
──大丈夫?国勢調査講座に参加──

 今年10月には5年に一度の国勢調査があるが、個人情報を悪用した犯罪が増える中、どうプライバシーを守るか問題だ。これまでの調査でも[勤務先や就業状況、住居の情報など記入しづらい][調査員が顔見知りなので渡しにくい]などプライバシー保護の配慮がなく疑問や不安の声があがっていた。調査書の記入を調査員が回収の折りにチェックするが、今回は、糊付け封入された調査書は開封せずそのまま市役所に出すよう、調査員に義務づけを強化することになった。多少改善されたとはいえ、野田市の場合300人もの調査員(自治会等へ依頼)にプライバシー保護の意識を徹底できるか心配だ。
 横浜市では全世帯に調査書の封入制をとるという。
 全国一斉の国勢調査費用は800億円もかかるが80万世帯(1,7%)も回収できず、調査自体が成り立たなくなってきているのを国も認めている。人口など基本的なデータだけを把握する方法を検討し、国勢調査のあり方を見直す時期と専門家は指摘している。
 なお、調査書は封入したものを市役所へ直接出す、郵送することもできる。
 6月議会で、おち邦子議員がプライバシー保護の徹底を求めて質問します。