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12月議会日程

12月1日(水) 午後1時〜 ・市長の市政一般報告
    7日(火)         ・議案質疑
    8日(水) 午前10時〜・一般質問
    9日(木) ←──┼おち邦子質問予定
   10日(金)      |
   13日(月)      ↓
   14日(火)         ・常任委員会
   15日(水)         ・常任委員会
   20日(月) 午後1時〜 ・討論・採決

おち邦子の一般質問予定(12/9)

・来年度の予算編成方針と実施計画の実効性は
・三位一体の改革による補助金、地方交付税、合併特例債への影響と地方分権のあり方は?
・建設予定の産廃処理施設に関して住民の健康や環境を守るために市の積極的対応を。
・三ツ堀自治会より提訴されている清掃工場不燃物処理施設の裁判で市の姿勢は
・介護保険の見直しと介護予防対策について
・全国的に当たり前になっている審議会の公開をすべきでは?
・移動図書館「そよ風号」廃止は利用者の切り捨てになるのでは
◎12月議会議案より

・野田市情報公開条例改正により土地開発公社や出資法人も対象にする(○)
・心身障害者福祉手当支給額の引き下げ(×)

など

野田市民の要望に応える
堂本県知事

「なのはな県民会議」(11/16 野田市役所)にて、産廃処理施設建設問題について県に厳しい規制を求めた

莫大な借金かかえ、来秋開業 見学した「つくばエキスプレス」

 つくば、秋葉原間を自足130キロ、快速で45分という常磐新線の各新駅を見学した。東武線と接続する「流山おおたかの森」梅郷住宅からバスが発着する「柏たなか駅」終点の「つくば駅」など、どの駅もほぼ完成間近で、試運転車が轟音をたて通過していた。快速の止まる駅は色々取り沙汰されているが、公表はまだだ。これらの立派な新駅周辺の区画整理は殆ど進まず、広い野原に工事中の駅だけというところが殆どである。気になる運賃は見込み乗客数によって決まるが、各駅周辺の広大な区画整理の宅地に計画どおり人が居住しない限りとんでもなく高くなる。当初計画の需要人数57万人を29万人に見直して、秋葉原〜つくば間1160円と計画されているが実際は?「便利だから」と納得できる運賃となるのか?
 千葉県の鉄道への出資金は130億5千万円(貸付金除く)その他、沿線区画整理事業費3000億円と巨額の費用負担を抱えている。

 

住民の不安募る! 建設まぢか 産業廃棄物処理施設

 国道16号線から近い南部工業団地内に産業廃棄物処理施設の建設計画がすすみつつある。川崎重工が撤退した跡地4500uの敷地に産業廃棄物焼却施設、破砕処理施設、保管施設がハイチされる予定である。建設地から道路一つ隔てたところは、人家や畑が点在しており、二ツ塚小学校、電鍵住宅、住友グリーンパークなど2200世帯もの住宅地も1キロ圏内にあり2キロ圏内には市の清掃工場もある。 この業者(有限会社柏廃材処理センター)は、現在柏市の増尾のニッカウヰスキー工場の隣に小型の産業廃棄物施設を所有しており、数年前にはダイオキシンを垂れ流していると市民団体から追求を受け県が指導をしたこともあるという。生活クラブ生協が2000年から毎年この施設周辺のダイオキシンを測定しており2002年頃までは高濃度のダイオキシンを排出していたが、数回にわたる改善要求の後、2003年には改善されたという経緯がある。
 今回の施設規模は93トン/日、24時間、365日稼動する大型。焼却するのはありとあらゆる産業廃棄物(木くず、廃プラスチック、廃ゴム、廃アルカリ、廃油、動物性残さ、金属くず、感染性廃棄物など)である。現在、業者は県へ建設計画、工事仕様書、生活環境影響調査書などを提出しており、県の審査を経て来年5月頃には操業を始める予定。12月7日から1月7日までに業者が提出した書類を市役所で縦覧でき、市や市民が意見を出すことができる
 これに先立ち、地元の二ツ塚自治会は県へ反対署名を添え建設反対を訴えている。また、野田梅郷自治会と白鷺梅郷自治会は県へ説明を求める要望書を提出している。西三ヶ尾自治会も「所沢のほうれん草問題のようなことが起きると困る」と建設反対を訴え市に対応を求めている。周辺自治会や住民の不安は大きいが、業者が法律や県の指導を厳守している限り建設阻止は難しいというのが管轄する県の見解である。
 産業廃棄物施設の恐さは、あらゆるゴミを焼却するにもかかわらず、申請書類が基準通りで許可され稼動し始めると、殆ど野放し状態で日常的に有害物質が垂れ流しになっていても分からないという問題である。煙突から出るダイオキシン類、二酸化窒素や塩化水素などの有害物質の数値規制はあるが、年に1、2回測定値を県へ報告するだけですむ。悪質な業者ともなると、ダイオキシンの規則値にあわせるため、測定日にはゴミを燃やさず空だきしたり、有害物質の出にくいゴミを選択したりして操作しているという。

稼動後は野放しの恐れ、市も積極的対応を!

 現在、産廃施設の建設準備が進んでいるなかで、どう住民の健康被害や環境汚染を防止していけるのか、私は業者が県へ提出した書類を入手し専門家とともにに検討してみた。環境に影響ないという業者の予測値を鵜呑みにするわけにはいかない。最新式の焼却炉を設置していても焼却の仕方次第で有害物質を出すことになりかねない。そこで、施設内に第三者(野田市や市民等)が立ち入り出来、ゴミの保管状態やダイオキシンの測定状況などを監視できるよう業者に求めることが一番の方法ではないだろうか。県も住民の不安を受け止め業者との協定を結ぶことは指導できるといっているが、個々の自治体が協定を結ぶより市民の健康や環境を守るべき野田市が施設の監視をできる協定を業者と結ぶことが抑止力効果が大きく監視の目を強める事になるのではないだろうか。  
●環境を守るため、みなさんも意見をドンドン出してください! 産廃処理施設について縦覧、市民意見提出期間は12月7日〜1月7日まで市役所で。

現在、市側は産廃問題は県の権限だからと逃げ腰だが、市の積極的対応を求め12月議会で提案していきます。それとともに、県への厳しい規制を求め意見提出を行っていきます。