莫大な借金かかえ、来秋開業 見学した「つくばエキスプレス」
つくば、秋葉原間を自足130キロ、快速で45分という常磐新線の各新駅を見学した。東武線と接続する「流山おおたかの森」梅郷住宅からバスが発着する「柏たなか駅」終点の「つくば駅」など、どの駅もほぼ完成間近で、試運転車が轟音をたて通過していた。快速の止まる駅は色々取り沙汰されているが、公表はまだだ。これらの立派な新駅周辺の区画整理は殆ど進まず、広い野原に工事中の駅だけというところが殆どである。気になる運賃は見込み乗客数によって決まるが、各駅周辺の広大な区画整理の宅地に計画どおり人が居住しない限りとんでもなく高くなる。当初計画の需要人数57万人を29万人に見直して、秋葉原〜つくば間1160円と計画されているが実際は?「便利だから」と納得できる運賃となるのか?
千葉県の鉄道への出資金は130億5千万円(貸付金除く)その他、沿線区画整理事業費3000億円と巨額の費用負担を抱えている。 |