GIKAILOGN.GIF - 5,605BYTES

個人住民税アップ
〜野田市賦課徴収条例の改正〜

 国の税制改正により、個人住民税の均等割りの引き上げや配偶者特別控除の一部廃止などの増税が今年度から始まっている。
 個人住民税の均等割りが全国一律年額3000円となったため野田市の場合年額500円アップとなり、旧関宿町は1000円アップとなった。そして、2005年度からこれまで非課税であった妻に均等割り額1500円が課税され、06年度からは全額3000円が課税されることになる。野田市では9400人(旧野田市8000人、旧関宿町1400人)が対象となり来年度は1400万円、再来年度は2800
万円増となる見込みだ。
 市民ネットは、低所得者層にも負担を強いる均等割りの引き上げは問題であると賦課徴収条例改正に反対。

臨時議会で議長交代
〜民主的議会運営できるか〜

 1年毎に議長ポストをたらい回しする悪しき慣例を打ち壊すため、議長職を22ヶ月続けていた染谷議員が辞職し、4月28日の臨時議会で市政会(最大会派)の飯塚武議員が議長となった。
 この10ヶ月ほどは議長辞職を要求する市政会の議会ボイコットなど、数にものを言わせての強引な動きに議会が振り回され、とうとう数の力で議長職も奪い取ったというかたちになった。
 最大会派の議員達が最大多数の市民の代弁者とは限らない。多数派の横暴は本当の市民の声を押しつぶすことになる。議会の民主化を図るには厳しい市民の目が必要だ。

梅郷駅整備計画は?
〜自由通路は2006年 橋上駅化は2007年予定〜

UMESATO.JPG - 23,798BYTES

TUURO.JPG









 

野田市HPより

●梅郷駅西口周辺の区画整理はやっと道路もできつつ2〜3年後の完成をめざしている。それに合わせ東口駅前のロータリ、自由通路、駅舎の橋上化計画も出された。自由通路は7億円、駅舎は8億円と莫大な費用がかかるが、東武鉄道は一切負担せず国

の補助金と市の税金で賄うということである。

かなり悪い野田市の水質汚濁 
 

 野田市は利根川、江戸川、利根運河の三つの河川に囲まれ、市内を流れる幹線排水路は江川排水路(白鷺川)、南部排水路、座生川、五駄沼、関宿落とし堀などがある。水とみどりのまちのイメージがあるが排水路の水質はかなり悪い状況である。 家庭からの生活雑排水や地下水の湧出量の低下、排水不良などが要因とされているが湿地帯の宅地開発なども影響していると考えられる。莫大な費用がかかる下水道整備に頼るだけでは遅々として進まず、合併浄化槽の普及を早急に図る必要がある。
MY14^003.JPG MY14^004.JPG
野田市の上水道源や農業用水として重要な江戸川農業用水源の利根川の水質は近年環境基準値(BODでは2mg)以下となり汚染度は低くなってきた。 しかし、上記のグラフのように排水路の水質汚濁度は環境基準値を大幅に上回り悪化傾向となっている。     (図:野田市環境調査報告書より)

 移動図書館存続の要望書提出

 行革の波に押されてまちの文化のバロメータである図書館まで緊縮方向へ向かっている。 4月にオープンしたせきやど図書館の業務委託を皮切りに、長年市民に親しまれ利用されている移動図書館「そよかぜ号」も廃止されそうな気配となってきた。市内に4つの図書館があるとはいえ、南北に細長い市域では子どもや高齢者、車を運転しない人などは図書館まで出向けず、「やめないで!困る」と多くの人から声があがっている。高齢化の住宅地が増え、益々ニーズが高まってくるものである。「みんなの図書館を考える会」では「そよかぜ号」の存続を求める要望書を図書館協議会へ5月7日提出した。